こんにちは。
オチャノマ文具店のちょこです。
切らなくていい楽ちん食材として濫用気味の手羽元。
元を正せば、恐らく同じ理由でうちの母がよく使っていたのを知らずに真似していたんだと思います。
そんな母が作る手羽元料理の中でも、いちばん好きだったのが大根と手羽元を梅酒と醤油で煮たもの。
ほのかな酸味とこっくり甘辛い味でめちゃくちゃごはんがすすむんです。
母の家では毎年梅酒が作り続けられていて、おばあちゃんの10年ものから母が作った3年ものまで、我が家では梅酒は当たり前に常備されているものでした。
そんなことを思い出して急にあの梅酒煮が食べたくなったのですが、そういえば梅酒作ってなかった!!!がーん!!!
そこで、代わりに梅酢を使ってもできるんじゃないかな…?
と思って作ってみたのが今回紹介するレシピです。
今回のレシピのポイント
・簡単
・砂糖で煮るよりさっぱりした味になる
・ごはんがすすむ味
梅酢は訪問介護の利用者さんから教えてもらった【おばあちゃんのレシピ】シリーズの人気の万能調味料。
梅酢の作り方はこちらを見ていただければよくわかります↓
おばあちゃんのレシピとは、
ちょこがヘルパーのお仕事先で利用者さんに教えてもらったレシピ。
80代や90代の利用者さんの、長年作り続けたレシピはどれも絶品。
簡単に作れる工夫や美味しく作るコツが盛り込まれています。
というわけで、今回のレシピは【おかんのレシピ】でもあり【おばあちゃんのレシピ】でもあるハイブリットレシピなのです。

ここで使う梅酢とは
今回使う梅酢とは梅と氷砂糖で作る、甘い梅シロップのこと。

梅干を作る過程で出る梅と塩でできたエキスのことではないのでご注意ください。
なぜ梅シロップを梅酢と呼ぶのかはこちらの記事で。
作り方
わたし同様手抜きに年季が入っている母ならではの簡単レシピなので、さくっといきましょう。
材料
・大根
・手羽元
・梅酢(梅シロップ)
・醤油
①手羽元と大根を鍋に並べて、水をひたひたくらいに入れる
写真の手羽元は鍋が小さすぎるせいで頭が出ていますが、本当はもっと大きい鍋に広く並べて、大根も手羽元も水に沈むくらいがいいです。
そのほうがほろほろに柔らかく煮えます。

②柔らかくなるまで煮る
味付けは、大根と手羽元がある程度柔らかくなってから。
③梅酢と醤油を入れて煮詰める
梅酢は梅エキスと氷砂糖だけでできているので、けっこう甘いです。
このレシピはしっかり甘くしっかり醤油っ辛くした方が美味しいので濃いめの味付けにします。


冷めて味が染み込んだら完成です。
久しぶりに食べたけど、やっぱりうまい~!!
今回は梅酒でなく梅酢で作ってみましたが、味の違いはほとんどわかりませんでした。
梅酒の方が揮発しやすい分煮詰めるのが早いのかな?という程度。
手元にお持ちの方で作ってみてください。
梅酒や梅酢を使うと、みりんを入れなくてもてりが出ます。
程よく酸味が出るし、梅のエキスのおかげか出汁を取ったり他の調味料を入れる必要もありません。
かやたらと梅の香りがするわけでもないので、梅が苦手なうちの旦那さんも食べられました。
万能梅酢の簡単レシピその他
梅酢(梅シロップ)は、保存が効いていろいろな料理に使える便利な万能調味料です。
■簡単ピクルスとおすすめスパイスはこちらを↓
■すっぱい柑橘類もぱくぱく食べれる 梅シロップ漬けのレシピはこちらを↓
また、梅仕事したらできるだけ早く食べたい~という方へ、
■すぐに食べられる簡単煮梅のレシピ↓
ぜひお家でも梅仕事にチャレンジしてみてください。
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