松本は都会から移住しやすい 車いらず 移住者が多いコンパクトな田舎【おすすめの地域も紹介】

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こんにちは。
オチャノマ文具店のちょこです。

わたしは松本へ移住して6年が過ぎました。
故郷である大阪は好きだけど、ビルだらけ、満員電車、人込み、が苦手で…ずっと田舎に移住したいと思って、たどり着いた土地がここでした。

田舎へ引っ越したい、と思っても、一体どこへ行けばいいのか悩みますよね。

わたし自身も何年も移住先を探して、結果的には縁があったから移住を決めたのですが、住み始めて改めて、松本がいかに移住しやすい土地かを実感しました。

なので今回は、これから松本に移住しようと考えている人へ、松本の移住しやすいポイントと、住みやすい理由について解説します。

松本で住むのにおすすめの地域も紹介していますので、最後までご覧いただければ幸いです。

オチャノマ文具店ちょこ145cm

筆者:ちょこ
大阪から単身松本へ移住し6年が経過。5年間を浅間温泉のシェアハウスで過ごした後現地で嫁入り。
オチャノマ文具店ブログを営みながら、訪問介護ヘルパーとして働く介護福祉士でもある。

長野県松本市

松本市は長野県の中でも真ん中らへんに位置する「中信」と言われる地域にある。

東京へは特急で2時間半。
大阪までは名古屋経由特急+新幹線で4時間くらい。

一年を通して湿気が少なく、夏は涼しく冬は極寒。
雪は少なく、ここ数年は降っても数cm程度。
市街地では雪かきはしても雪下ろしは必要ない程度。

松本が都会から移住しやすい理由

移住者が多い

わたしが松本に移住してきて感じるのは、とにかく県外からの移住者が多いこと。
特に東京からの移住者はすごく多いように感じます。

町に出て、カフェや飲み屋で馴染みのお客さんや店主さんの多くが県外からの移住者。
地元の人だけど、一度東京へ出てUターンした、という人もけっこう多い。

移住者が多いというのは多分最近の話ではなくて、山やスキーが好きで都会から移住してきて住み着いているという中高年の人にもよく出会います。

全国から学生が集まる国立の信州大学があるのも大きなポイントでしょう。


町中がそんな風だから、移住者への受け入れ態勢が自然と出来ています。


わたしは住んでいてよそ者感を感じたことはありません。
これって、移住するうえでけっこう大事なことです。

いくら田舎に移住したいと言っても、現地に県外から移住してくる人を受け入れる体制が整っていないとコミュニティに入っていけなかったり、町で孤立してしまったりということも起こります。


松本市では転入すると1年間美術館や博物館が無料で利用できる無料券をくれるという特典も用意してくれていて、積極的に移住を促進していることがわかります。

市街地に銀行や病院がそろっている

松本は駅前の市街地に一通りのものがそろっています。
総合病院、銀行、郵便局、スーパー、ショッピングモール…などなど。

銀行は地元の銀行が中心なので、その点はご注意を。
ネットやアプリである程度操作できれば困らないかもしれません。

車がなくても生活できる

上で紹介したように、市街地から近いところに住めば、車がなくても生活していくことが可能です。
バスもそこそこ頻繁に通っているし、車を持たずに自転車で移動する人も少なくありません。

わたしも今は仕事の関係で車を使っていますが、最初の5年間は自転車とバスで生活していました。
市街地から5kmくらい離れた浅間温泉という地域に住んでいましたが、自転車でも全然大丈夫でした。

ただし、松本はけっこう坂が多い町なので、足腰に自信がない場合はバスを使うのがいいかもしれません。

ちょっと行くとめちゃくちゃ大自然

駅前などの市街地は一見「わりと都会かな?」という様子で、田舎に移住したいという人にはちょっと物足りない気がするかもしれません。

が、心配はいりません。
わずか5分車を走らせただけで急にど田舎になったり、山道に入っちゃったりするのが松本。
ばっちり自然豊かです。

市街地から浅間温泉の間にある田園風景

わたしが住んでいた浅間温泉も、朝は裏山から聞こえる小鳥のさえずりで目が覚める、というのんびりした地域でした。

裏山をハイキング中に見つけたヤママユガの繭

空気は最高に美味しいし、市街地にはそこら中に井戸があって水が湧きまくっています。

これが公園?というような巨大な自然公園もあるし、少し足を伸ばせば安曇野市もすぐ。

安曇野にランチに行く途中の風景

まさに、移住するのにちょうど良い田舎なのです。

松本でおすすめの地域

松本市街地から近くの、おすすめの地域を紹介します。

浅間温泉

わたしが住んでいた浅間温泉。
市街地からはけっこう坂を上がるし、やや遠いけれど自転車や徒歩、バスで生活していました。
市街地から離れるメリットは、やはり山が近くて田舎感があるところ。
このあたりまで来ると山からや自然の匂いがしますし、秘密の小径みたいなのがいっぱいあって路地好きにはたまらない。

おすすめポイントは、温泉地ですから温泉に入り放題なところ。
温泉施設が多いだけでなく、住んでいる人が月額料金を払って毎日入れる共同浴場があちこちにあります。このあたりのアパートや借家にはお風呂がついていないことが多いので、入居時に大家さんと相談してこのような共同浴場が使えるか聞いてみましょう。

浅間温泉の雰囲気が知りたい方はこちらもチェック↓


わたしが住んでいたシェアハウスも後で紹介しますのでぜひチェックしてくださいね。

岡田

岡田、と一口に言ってもかなり広いのですが、利便性の良いあたりだと岡田松岡のあたりがおすすめです。わたしが買ってに「岡田のヴィ〇ヴァン」と呼んで愛している食彩スーパーFや、このあたりでは一番大きいデリシア桐店が最寄りのスーパー。

下岡田や岡田町のあたりだと、田んぼがあったり、けっこう山の方に入ったりとけっこうがっつり田舎感を満喫できる立地が増えます。このあたりに住むなら、車かせめて電動自転車がないときついかもしれません。

里山辺

市街地からは坂も比較的なだらかで、自転車移動しやすく、バスも通っていて人気の地域。
マツモトキヨシやデリシア惣社(そうざ)店、八百屋などもあり生活しやすく、公園や住宅地も多くあります。

美ヶ原側の山が近くに見えて、山辺ワイナリーも近く。
東にいけばいくほどのどかな様子になります。

難点としては、人気地域だけに賃貸料がややお高めの地域になりますが、安くで見つけたアパートに住んでいる友人などもいるので探せばあるみたいです。

桐・沢村

市街地から近くて便利なのが桐・沢村地域。
このあたりは住宅街で、自然豊かかというとそういう雰囲気ではありませんが、あちこちに小川が流れています。最寄りのスーパーはデリシア桐店ですが、市街地近くの西友やイオンモールなどにもアクセスしやすい立地です。

沢村・桐地域は南北に細長い形をしているので、まめに市街地まで出たい場合は南の方、信州大学へ通いたいなどの希望がある場合は北の方が便利かなと、ざっくりこんな感じです。

何もないけど住むには便利な場所です。

引っ越し好きなら家具付きがおすすめ

わたしは学生時代から一人暮らしを始めましたが、じっとしていられなくてしょっちゅう引っ越ししていました。これまでの引っ越し経験は12回。

引っ越しのときに大変なのは、荷物の移動と敷金礼金などの初期費用がその都度かかる点。
引っ越し貧乏という言葉の意味が身に沁みました。


おすすめは家具家電付きの部屋です。
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ベッドなどを買う必要がなく、次の引っ越しのときにも持っていかなくていいのでものすごく楽です。わたしはこれまで家具付きの部屋にばかり住んできたので、引っ越しは全てゆうパックで済ませてきました。引っ越し業者を使ったことがありません。

結婚して住んでいる今の家で初めて家具家電をそろえたのですが…搬入の手間やらかかる費用の高さに悶絶しました。今まででいちばん大変な引っ越しでした。

家具家電付き賃貸の探し方

家具家電付きの部屋の探し方を、種類別に紹介します。

シェアハウス

シェアハウスはとにかく荷物を持ちたくない人に超おすすめ。
わたしが住んでいたところは居間に一通り生活に必要な家電はそろっていましたし、食器や調理器具、簡単な調味料も使えるようになっていたので、最悪布団さえあれば住めるくらいな感じでした。

ただし、シェアハウスと一口に言ってもいろいろな形態のところがあるので、入居前には必ずよく調べてください。

わたしが住んでたシェアハウス

篶竹(スズタケ)荘
かつては学生の下宿だったという建物を利用したシェアハウスで男女混合。
木造で築90年以上の風情ある建物で、そこかしこに当時の面影がある。
地域の行事に参加しながら、田舎暮らしを満喫できるゆる~い雰囲気のシェアハウス。
お風呂はないので、すぐ近くの共同浴場(温泉かけ流し)を利用する。


第2ペンギン荘
篶竹荘の姉妹シェアハウスで、こちらは女性専用のシェアハウス。
もともとは芸者さんが住んでいた建物だったそうで、壁紙や床の間の感じなんかが篶竹荘よりもおしゃれで上品な雰囲気。こちらもお風呂はないので近くの共同浴場を利用。
庭に梅など食べれる木が植わっているのが地味にすごくいいところ。

レオパレス21

CMなどでもよく見かけるレオパレス21もじつはけっこうおすすめです。
短期間しか住めないと思っている人もいるかもしれませんが、長期契約もできます

家具家電が一通りそろっているのはもちろん、レオパレス21なら仲介手数料0円!というところが大きなポイント。敷金と違って仲介手数料や礼金は返ってこないお金なのでここを抑えるのは重要。

レオパレス21は全ての物件が仲介手数料0円で、礼金+前家賃が無料になるキャンペーンなども用意されているのでうまく使えばかなりお得です。


家賃が高いイメージがあるかもしれませんが全然そんなことありません。
松本は家賃相場がけっこう高い地域もあるので、レオパレスの方が安い場合もあります。
家具家電付きを探すならぜひ一度は見てみてください。

長く住む家を探すまでの間、短期間で借りるのもいいですし、ネットで内見から契約までできる物件もあるので、とりあえず急いで引っ越ししたい人にも便利です。


レオパレス21公式サイト↓

大手賃貸会社から探す

大手の賃貸の会社で、家具家電付きに絞って探してもらうという方法もあります。
家具家電付きの部屋はわりとあって、わたしも大手で何度かお世話になりました。

礼金不要な物件もあったりするので、そのあたりもチェックしながら探してみましょう。



移住前に急いで住居を決めたい場合におすすめなのがアパマンショップです。

アパマンショップでは、実際に店舗に出向かなくてもスマホのカメラ機能などを使ってオンラインでの接客が可能。内覧や重要事項説明などをオンラインで完結することができます。

内覧はスタッフが現地から部屋の様子を撮影しながら、こちらの質問にも答えてくれるという形式。
カメラ越しとはいえ細かいところまでチェックすることができます。

鍵の受け取りなども郵送で行えるので、最後まで店舗に行かなくても契約ができますので、遠方からお部屋探しをする際に便利です。


アパマンショップ公式サイト↓

松本を知ることができる記事

オチャノマ文具店では、松本にまつわるいろいろを紹介しています。
移住する前にどんな雰囲気なのか知りたいとい方は、ぜひほかの記事ものぞいて見てくださいね。

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