信州 松本の方言 第一回「一文字多い言葉」

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こんにちは。
オチャノマ文具店のちょこです。


松本に移住して約7年。

松本ネイティブの人たちって口をそろえて「方言ってあんまりないよね。大体標準語だよ」って言うけど、いやいやいやいやめちゃくちゃ方言ありますから!


今回はわたしが松本で聞いた「松本弁」についてお話ししたいと思います。

第一回は、あれ?なんか一言多くない?と思っちゃう不思議な「一文字多い言葉」を紹介します。

オチャノマ文具店ちょこ145cm

筆者:ちょこ
大阪から松本に移住してきて約7年。
浅間温泉のシェアハウスで5年間を過ごしたのち、現地で嫁入り。
オチャノマ文具店ブログを営みながら訪問介護ヘルパーとしても働く介護福祉士。

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松本弁「一文字多い言葉」

今回話題にする4つの言葉は、松本ネイティブの人たちの間では当たり前のように使われる言葉ばかり。

意味はわかるけど、…でも一文字多くない?その一文字必要?という疑問がずっと解けない言葉です。


それが、以下の言葉たち。

一文字多くないですか。

見ただけで大体意味はわかると思いますが、一応言葉の意味を解説していきます。

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①なんだだ

「なんだだ」は、「なんだ」に松本弁の語尾である「~だ」をくっつけた言葉だと思われます。

「なんだだ~!?」「なんだだ?」という感じで疑問形で使われる言葉です。
標準語にすると「なんなの~!?」とか「はぁ?なに?」みたいな少しきついニュアンスで使われることが多いようです。

松本に移住してすぐの頃に、松本駅で制服姿の女子高生が友達に向かって「なんだだぁ~!!!」って言っている姿を見て驚愕したのが忘れられません。

短い言葉ながら方言感のあるインパクト大の言葉です。

②おいしさそう

「おいしさそう」というのは「美味しそう」という意味です。
食べ物を前にして「おいしさそうじゃん~」とか「おいしさそうだね~」という風に使います。

…普通に「美味しそう」でよくない?
って、今でもよく思います。

③まえで

「まえで」というのは「前」という意味です。
「まえでにある家」とか「家のまえでにある花」という感じで使われます。

これも「で」の字がなくても通じそうです。
ただ、単純に「前」というよりは「前の方」という意味で使われている気がします。
松本ネイティブでないと微妙な使い分けは難しいかもしれません。

④たたってる

「家がたたってる」「木がたたってる」という風に使われる言葉です。
立っている、建っている、という意味ですが、これもなぜ「た」を2回重ねるのかは謎。

たってるの方が言いやすいと思うのですが。

まだまだあるぞ松本弁

松本に移住して、仕事がら高齢の人とお話することもかなり多いので、あらゆる松本弁を耳にしてきつもりです。
でも、何年経っても聞いたことがない言葉が出てくる出てくる。

松本弁、まだまだあります。
ぜひ次回もお楽しみに!

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