この世の至宝 お菓子の神様ちんすこう

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こんにちは。
オチャノマ文具店の敬虔なるちんすこう信者ちょこです。


最近、沖縄に行くと紅芋タルトを買ってきてくれる方が多い。

確かに紅芋タルトは美味しいです。

でも、そうじゃない。
そうじゃないんです。

頼むからちんすこうを買ってきてください。

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ちんすこうとの出会い

わたしがちんすこうに初めて出会ったのは中学生の頃。

ホラーゲームをわたしにやらせて、自分は隣で見て楽しむというちょっと変な友人の家にそれはありました。



友人の親は沖縄出身だったらしく、その家に行くとおやつにちんすこうが出てくるのです。


初めて食べたちんすこうのぼそぼそした食感と独特の香り。

バターとは違う、ラードがもたらす芳醇な香りは当時のわたしには未知の体験でした。

一瞬で虜になったわたしは、ちんすこうを食べるためにしばしば友人宅を訪れホラーゲームをプレイしたのでした。

自分に課した制限

中学を卒業し、その友人とは会うこともほとんどなくなりました。
ちんすこうとも疎遠に。

当時はまだネットで買い物をするというのが普通ではなかったので、たまにお土産でもらうそれを大切に味わうくらいしかできませんでした。



やがて月日は過ぎ、社会人になったわたしはお菓子くらいは好きなときに買えるようになっていました。
物産展や、スーパーでちんすこうが売られているのを目にすることも珍しくありません。
最近ではネットでいくらでも買うことができるでしょう。


しかしこれは恐ろしいことです。


どんなに好きなものでも、何度も繰り返し食べることによって、人間の脳は慣れてしまうのです。
「昔は美味しいと思ったけど、なんか食べ過ぎちゃって今はそんなでもないや~」
みなさんにもこんな経験はないでしょうか。

ちんすこうに関して、こういうことはあってはならないことです。



そして23歳の春、わたしは決断しました。

ちんすこうを食べたときの感動を永遠に失わないために、「現地以外でのちんすこう購入を禁ずる」という制限を自らに課したのです。

人にもらうのはOK

この制限はあくまで、自分で買うことを禁じるものです。
人からもらう分には全く問題ないのです。

それがどういった経路で入手したものかも関係ありません。


これは12月4日に旦那さんがくれたフライングクリスマスプレゼントのちんすこう詰め合わせです。

たくさん入っていて幸せです。

定番の南国製菓さんのちんすこう。
やはりこれですね。

このぼそぼそした食感、最高です。

あれ、クリスマスまで保つかな?

やはりプレーンか黒糖か雪塩味

最近のちんすこうはバリエーション豊富になっているみたいですが、やはりプレーンか黒糖が美味しい。南風堂さんの雪塩ちんすこうもいいですね。

とはいえ、ちんすこうはちんすこうですから、どれを食べても美味しいです。

攻めてるラインナップ。

沖縄土産はちんすこうにしてください

そんなわけですので、みなさま沖縄にご旅行に行かれた際はぜひちんすこうをお土産に買って帰ってきていただきたいのです。

いえ、紅芋タルトが好きな方には紅芋タルトでけっこうです。
サーターアンダギーも美味しいですからそれもいいでしょう。

しかし、わたしに買ってくるならば、他のものは何もいらないのでとにかくちんすこうにしてください。シンプルなプレーンか黒糖でかまいませんから、ぜひちんすこうに。


世の中が落ち着いて以前のようにみなさまが心置きなく沖縄に旅行に行かれることを、心からちんすこうの神様にお祈りいたします。
なむー。

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