こんにちは。
オチャノマ文具店のちょこです。
みなさんご存じでしょうか。
全国のあちこちで、ティラノサウルスが集まるレースが開催されていることを。
ずっと憧れて、いつか自分も出場したいと思っていたそのレースに、とうとう出場してきました。
松本では開催がないので、静岡まで遠征してきましたよ!
今回はわたしが出場したティラノサウルスレースの一部始終と、一般的なティラノサウルスレースについてもご紹介します。
ティラノサウルスレースとは
全国で続々と開催されているティラノサウルスレース。
ティラノスーツを着るというのが絶対条件で、大人を成獣、子供を幼獣と呼ぶのが一般的。
走るだけでなく、綱引きや玉入れなど運動会形式になっていたり、食事が楽しめるマルシェが同時開催されたりと地域によって独自性が目立つイベントです。
もともとはアメリカで始まったイベントだそう。アメリカでは競馬場を貸し切ってレースするらしいので気合の入りようが違います。
ティラノスーツはネットで買える
ティラノスーツはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで購入することができます。
定番のオレンジ色を始め、ピンクやレッド、ブルーなど様々な色や模様のスーツがあります。
ファンで空気を入れて膨らませ続けるという構造になっているのですが、このファンが2つのものやバッテリーを収納できる場所がついているもの、いないもの、などでお値段が変わってくるようです。
大人用と子供用がありますが、参加条件として大人は大人用を着用することが義務付けられている場合があるかもしれないのでよく確認して購入しましょう。
ティラノレースは激しいバトルになるので、スーツに穴が開くということもあります。
実際、今回わたしが参加したレースでも途中で穴が開いて膨らまないティラノがいました。
何度も着用する予定があるなら、個人的にはお安めのスーツがいいんじゃないかな~と思っています。
ティラノレース名物ラジオ体操
日本のティラノレース名物といえばラジオ体操。
これがやりたくてレースに参加したといっても過言ではありません。
短い手足とぎこちない動き、シュールです。
ぜひとも一度は目撃していただきたい。
【ティラノサウルスレースin青森南部町公式チャンネル】の動画です↓
音楽が流れると同時に全員きちんと同じ体操ができる、そんな日本人だからこそできる名物です。
第2回磐田ティラノサウルスレース1/22
さて、そんなわけで今回わたしが参加したのは静岡県の「第2回磐田ティラノサウルスレース」。
日時は2023年1月22日(日)。
参加料成獣2000円、レンタルティラノスーツ1000円で貸出okでした。
当日は風が強いものの、超晴天。
NPO法人マリンプロジェクトというところが主催したイベントで、開催地は「渚の交流館」。
すぐ側に芝生の広場があってそこがレース会場です。
となりはすぐ海!
海なし県長野から遠征してきた選手たちは興奮を隠しきれません。
今回のレースでは、まず会場付近のゴミ拾いをしました。
ゴミと引き換えにエントリーができる仕組みです。
ゴミ袋とトングは貸してくれます。
今回の磐田のイベントは、地域活性とこのような海岸保全も目的に企画されたみたいですね。
ちなみに、エントリー後イベント開始までに1時間以上開いていたので、この間にしっかり海鮮を食べてきました。
ティラノスーツ着心地
そしてこれがわたしです↓
145cmのわたしでもちゃんと着れました。
心配していた前が見えない問題ですが、身長に合わせて窓部分が目線の高さにくる設計になっており全く問題ありませんでした。
手足のところにゴムが入っています。
サイズはかなーりゆったりで、がっしりした男性でも多分着れるくらいです。
いったんティラノスーツを着てしまうと全く区別がつかなくなってしまうので、今回は首にキラキラを巻いて目印にしました。
他のティラノも同様に肉を持ってたり、マフラーを巻いたりと工夫していました。
後にわかってくるのですが、このスーツの中は密閉してしまうとすごく暖かくなります。
1月という季節でしたが、最終的に上着類は全部脱いでレースに挑みました。
レース説明&ラジオ体操
レースのルール説明後、待ちに待ったラジオ体操。
こんなに楽しいラジオ体操がかつてあっただろうか、と思うくらいマジでめちゃくちゃ楽しかったので、ぜひみんなにも体験してもらいたい。
あとで自分の動画を見返したところによると、できるだけスーツの中でダイナミックに動くのがシュールなティラノになるコツです。
動画編集能力が手に入るまで、こちらの画像だけでご容赦ください↓
拾ったゴミとみんなで写真撮影。
ゴミはなんと3キロ分もあったそうです。
今回のレース参加ティラノは17歳~69歳まで幅広い年齢層!
レース本番
今回参加した磐田のレースでは、独自ルールとして「スーツをまくり上げて人間の足を露出させないこと」というのがありました。
走りやすくなりますが、ティラノサウルス感を大事にするためのルールですね。
司会進行、実況の方にあくまでティラノサウルスとして扱われている内に、「わたしは着ぐるみを着た人間ではないのだ。我々はティラノサウルスなのだ」という気持ちがどんどん高まっていきます。
いかにティラノサウルスになりきるか、これがティラノレースを最大限に楽しむコツであります。
レースは7頭ずつくらいに分けられて、オスメス別各5レースづつ行われました。
この日は風がかなり強く、空気をたっぷり内包したティラノスーツが激しく空気の抵抗を受けました。みんな顔が横にひしゃげても走り続けます。
ぴょこぴょこと可愛いメスのレースに対して、オスのレースは迫力満点です。
あんなものを着ながらよく早く走れるなと感心します。
予選のあと、準決勝、決勝とレースが行われ、オスメスの優勝者が誕生。
磐田のレースでは、優勝者は招待選手として次回レースに無料で参加できる権利が与えられます。
テレビ局が取材に入っていて、メスの優勝者の方がニュースでインタビューに答えています↓
ちなみにわたしはメスの第5レースで走りましたが、万年体育2だったわたしが優勝できるわけはなく…後ろから2番目という結果に終わりました。
今年はティラノレース優勝を目指してトレーニングしたいと思います。
今回はこのレースに誘ってくれた友人が素晴らしいことに貸し出し用ティラノスーツを所持していたので貸してもらって参加しましたが、次回はマイティラノで挑みたいと思います。
この記事を読んで、自分もティラノレースに出たい!と思った人は、まずはご自分が在住の地域でティラノレースが開催されていないか調べてみてくださいね。
そして、マナーを守ってみんなで楽しいティラノ体験をしてきてください!
松本でも開催されればいいのになぁ♪
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