災害時のヘルパー 避難指示が出る中で松本市8/14のお仕事 

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こんにちは。
オチャノマ文具店のちょこです。

オチャノマ文具店のある長野県松本市浅間温泉(本郷地区)、現在も避難指示が出ている状態です。

皆さんの地域は雨の影響いかがでしょうか。


昨日は松本市でも女鳥羽川の水嵩が見たことのない高さまで来ていて、午後になってあちこちで避難指示が出始めました。
その頃私はちょうどヘルパーのお仕事中。

利用者さん宅にいるときに防災無線で避難指示が出ました。

実はこういう経験は初めてで、おろおろしました(゚ω゚;)

だけど、訪問介護の現場には自分ひとりしかいません。

上司に電話で判断を仰ぐ前に、できるだけの状況把握をしようとスマホで市の防災情報を見ようとしたのです…が…全然繋がらなーい!

災害時はネットがパンクするってそんなの常識のはずなのに、何かあったら調べればいいって頭があるからハザードマップを持ち歩いてなかったのがいけない!

いざというとき役立つのは紙だと実感(^_^;)

結局、その後2件のお宅を時間を繰り上げて訪問し、外の状況を伝えましたがいずれの利用者さんも避難されませんでした。

お家にいらっしゃるというので、避難指示が出る中、最低限の掃除や食事の準備をさせてもらって私も早々に帰宅しましたけど、内心「仕事終わる頃には浅間温泉のお店流されてたらどうしよー( ;∀;)」って気が気じゃありませんでした。

松本市は山に囲まれて台風も全然来ないし、長い間本当に災害がない場所です。地元の方の多くが「松本は山に囲まれているから安全」と思い込んでいて、避難が必要な高齢者ほど避難指示があっても動くのを嫌がる場合が多い。

実際動くとかえって危ないような場合もあるし、本当に何も起きないこともあるでしょうから、ヘルパーからは避難を強要することはできません。

近くにご家族がいらっしゃる場合はお任せしますが、ひとり暮らしの場合はどうすべきか、他のお宅もありますからひとりにかかりきりという訳にもいきませんし、判断に迷うところです。

子供の頃、故郷の大阪で阪神淡路大震災を経験し、防災意識は高いつもりでいましたが、今回のことで準備不足が浮き彫りとなりました。

実際災害に直面すると、慌てて何を調べたらいいかすら怪しくなります。

紙は広げて全貌が一目で把握できるし、最寄りの避難所がどこなのかもすぐにわかるハザードマップは全地区分を必ず常備。

いざというとき利用者さんをどこへ案内すればいいのか、すぐに把握できるように。

仕事中に何か起きたら自分はどう対応すべきか、実戦で慣れるのは無理があるので脳内シュミレーションをしておくのも大切ですね。

オチャノマ文具店がある浅間温泉も、過去に地滑りや土砂崩れが起きたことがある危険な地域です。
オチャノマ文具店があるシェアハウス「スズタケ荘」と仲間の「第二ペンギン荘」の皆は昨夜のうちに早々に避難したようです。

皆さんも引き続き安全確保に努めて、避難指示が出ている場合は今からでも可能なら避難してくださいね。
避難訓練だと思えばいいのだ!
 
以上取り急ぎ、
昨日のレポートでした。

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