1点ものを贈る 自然の色だけで染めた「草木染めマスク」 コットン100%のダブルガーゼが肌に優しい【介護士が選ぶギフト】

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こんにちは。
オチャノマ文具店のちょこです。

コロナ禍で、マスクが必須アイテムになってしまいました。

介護士のわたしは仕事中もプライベートも毎日毎日マスク。
今回はそんなわたしが着けていていちばん楽しい気持ちになる「草木染めマスク」をご紹介します。

ご縁あって、現在当店のオンラインショップでだけ取り扱いをさせていただけることになりました。

真心込めて手作りされた製品は、高齢の方はもちろん、お子様、性別を問わずにプレゼントしたいポイントがたくさんあります。

草木染めとは

草木染めとは、その名の通り草木、つまり植物の力を借りて色を作る染め方のことです。

現在私たちが目にする多くの色は、化学的な染料で生み出された色ですが、かつては植物から色を作り出していました。

木の枝や茎、葉、コケなどさまざまな植物の部位が草木染めの材料になります。

材料を乾燥させているところ。

調達してきた草木は自然のままの状態ですから、使える部位ごとに分けたり、干したり、煮込んだりして色を出すための準備を行います。

布もそのままではなく、色をしっかり吸い込むように生地によっては豆乳などで煮込んでタンパク質を吸着させたりする下処理が必要になります。

ようやく染める段階になっても、思い通りの色を出すのは容易ではありません。
同じ植物を使ってもその時によってまったく違った色が出たり、媒染する材料によっても色が変わってきます。

植物と相談するように、そうやって手間ひまかけて作られた色は草木染めならではの不思議な色合いになります。

染め物ことはな

この草木染めマスクを作っているのは、
長野県松本市で草木染めの布製品を制作している「染め物ことはな」の職人渡部(わたべ)さん。

わたしのシェアハウス時代の仲間でもあり、その人柄や丁寧な生活は見本とするところが多い素敵な方。

下処理から染め、縫製まですべて手作業で丁寧に作られた人気の製品を手掛けてきました。

ファンが多く、オチャノマ文具店店舗営業時代は棚に並ぶとあっという間に完売した。

渡部さん自身、いつもシンプルなのにすごくおしゃれな装い。
どの製品もコーディネートのことまでしっかり考えられていて、
身に着けるとおしゃれがワンランクアップするものばかりだからすごくファンが多い。

もともと独学で草木染めを始めその後京都で修行されたそうで、今も勉強を重ねながら製品作りをされています。

「染め物ことはな」さんの作業場。染めるのは一日がかりの大仕事。


出店やワークショップを主に活動されていますが、
コロナウイルスの影響もあり、現在は当店でのみで販売させていただいています。

渡部さんへのインタビュー記事はこちらを

おすすめしたいポイント3つ

・ひとつひとつ手作りの一点もの
・コットン100%
・誰でもコーディネート上手になれる

唯一無二の一点もの

「草木染めマスク」は全て職人さんの手作業で丁寧に作られています。
肌に心地よく当たる形を追求して作られたマスクの心地良さを体感していただけると思います。

また、草木染めには同じ色は二度と作れないという特徴があって、同じ植物、同じ染液で染めても様々な条件に影響されて同じ色が出るということがありません。
その時々の状況によって刻々と変化していく色も草木染め製品の楽しみ。

このマスクの贈り物としての最大の魅力は、世界でただひとつの色が手元に届くというところです。

生地はコットン100%

「草木染めマスク」の生地は、天然素材のコットン(綿)100%。

着け心地がやわらかく、吸湿性に優れているので蒸れにくいところが特徴です。

肌に触れる内側は厚手のダブルガーゼになっていて、外側よりもやわらかく刺激が少なくなるよう設計されています。

実際につけてみるとわかりますが、不織布や化繊の生地でできたマスクとは着けた感じが全然違います。
マスクが苦しくてつらい、蒸れが気になる、という方にもおすすめできる製品です。

誰でもコーディネート上手になる

身に着けるものですから、やはり見た目が大事!

草木染め製品は一度使ってみるとすっかりはまってしまう方が多いのですが、それは使い勝手がいいからなんです。

老若男女が身に着けられる色

草木染めで染めたものは、化学的な染料で染めるのと違って強い発色をしません。
赤や青など普通なら鮮やかになりがちな色でも、落ち着いた色味になります。

なので老若男女問わず身に着けられるし、派手な色が恥ずかしくて苦手、という方にも贈り物として選ぶことができます。

小さいサイズもあるので、お子様とお揃いで着けられるのも嬉しいところ。

他の色とけんかしない

色んな色が混ざりあったような不思議な発色の草木染めは、どんな色と合わせてもコーディネートの邪魔をしません。

派手じゃないのにさりげない存在感があるので、コーディネートの主役にも◎
質の良いものというのは、バッグやマスクひとつ身に着けるだけで上級コーディネートにしてくれます。

脇役と主役、どちらも演じられる優秀さも草木染めの素晴らしいところです。

カラーバリエーション

「草木染めマスク」のカラーバリエーションは全7種。

いちばん有名な藍染め。日本の深い青色。
藍とマリーゴールドを重ねて色付け。
縞模様があるタイプ。
煮汁で染める場合、イガで染める場合がある。
さるすべりの枝で少し赤みがかったグレイ。
栗よりも柔らかいベージュ。
日本らしい優しい赤色。

同じ藍でも、こんなに色の違いがあります。
一枚持っていても、また同じ植物で染めたものを選んでみるのも面白いですね。

どんな色のものが届くか楽しみにしていてくださいね。

サイズは3種類

草木染マスクは、

大きいサイズ締め付けが苦手な方や、就寝時用にもおすすめ
普通サイズ
大き目サイズよりやや小さいが、ゆったりした付け心地
小さいサイズ
…お子様にちょうどよいサイズ

の3種類をご用意しました。

顔が大きいことで定評のある私でもかなりゆったり。

お手入れ方法

お洗濯は手洗いをしていただけると色が長持ちします。

…と言っても大変ですから、
厚手のネットに入れて洗濯機で回してしまってもけっこう大丈夫なものです。

色が落ちる過程も面白いので、変化を楽しみながら愛用してください。

ずぼらな私が1年以上洗濯機の普通モードでがんがん洗った栗のマスク。淡い色もけっこういい。

ただし、特に使い始めは色移りしやすいので、白いものとは分けるようご注意ください。

また、草木染めは陽の光で色落ちしやすいので、日陰か室内干しがおすすめです。

ここで買えます&価格

「染めものことはな」さんの「草木染めマスク」は、コロナウイルスなどの事情で、現在は当店のオンラインショップでのみ販売しています。


お値段は全サイズ1枚¥1300。
枚数には限りがありますので、売り切れの場合はご容赦ください。

マスクがポジティブなものになれば嬉しい

わたしは喉が弱いので、コロナウイルスが流行るずっと前から、乾燥を防ぐために寝るときはガーゼのマスクを着用しています。
移住してきた松本は冬は-10度くらいになるので、顔が寒い。防寒具でもあるマスク。

コロナ禍で嫌なこともたくさんあるけれど、おしゃれなマスクがたくさん出てきたのはわたしにとっては嬉しいことでした。

感染症予防の道具としてだけではななく、
強制されるものでもなく、

着けたいときに、おしゃれの一部として選べるものになるといいなって思います。

人間はたくましい生き物。
何でもポジティブにとらえて、楽しいものにできるはず。

そんな前向きな気持ちも込めて、贈り物に選んでいただければ幸いです。

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